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円安とLCCの追い風

2013年5月27日

おはようございます^^

今日の牧之原は曇りのち晴れ。気温は23℃。
気圧の谷や湿った空気の影響を受け、全般に雲の広がりやすい天気となっています。

あかほりでは、6月の2番茶に備え、設備の点検などに取り組んでいます。

そんな中、日本は円安の影響で、経済にいろんな動きがありますね。
私達、静岡県の茶商に大きな影響があるのは、観光客の話題でしょうか。

近年、静岡県では外国人観光客の方が増えています。
今年のGW期間中も、県内にたくさんの旅行客が見られ、
私も中国人観光客の方の写真撮影をお手伝いする機会がありました。

政府観光局は、4月に日本を訪れた外国人旅行者数の推計が、
前年同月比18.1%増の92万3000人だったと発表しました。
1か月間としては、過去最多を記録。
円安や格安航空会社(LCC)の定着が要因とみられ、
最近の経済成長を背景に、韓国、台湾、タイ、マレーシアなど、
東南アジアの伸びが目立っています。

井手観光庁長官は「外国人旅行者年間一千万人の目標にはさらに底上げが必要」と指摘。
旅行者誘致に向けた東南アジア諸国のビザ要件緩和について
「旅行者の多い夏までにかなりの部分を実現できるよう外務省で作業してもらっている」
と説明しています。

夏までにといえば、連日お伝えしている「富士山の世界文化遺産登録」
6月21~23日のユネスコの会議で決定される予定です。
そして、登山のシーズンは7月~8月末となっています。
タイミング的にはバッチリですので、大いに期待したいところです。

そのことを受けて、県内でも動きがあります。
静岡県は、シンガポールに置く東南アジア駐在員事務所の機能を強化。
今まで、日本貿易振興機構(ジェトロ)内にデスクを置いていましたが、
6月1日から単独の事務所に格上げし、スタッフも充実させるとのこと。
これまでの進出企業サポートに加え、東南アジアから県内への
観光客誘致や文化・教育分野の交流支援、
県産品の販路拡大にも業務の範囲を広げていくということです。

県の海外駐在員事務所は現在、シンガポールのほか、
韓国(ソウル)、中国(上海)、台湾(台北)があります。
今後は4拠点のネットワーク化を重視する方針です。

静岡空港の利活用促進につながる海外からの観光客誘致に力を入れていきます。
既に定期便が就航しているソウルと上海、台北を経由すれば、
東南アジアからも手軽に静岡入りができるようになります。
各事務所が連携してツアーの造成や売り込みを加速。
4事務所は本年度、富士山の世界文化遺産登録に関する情報発信も進め、
アジア全域で県の認知度向上を目指します。

あかほりも静岡県、日本経済の発展に貢献すべく、研究・商品開発を行い、
お茶を通じて、世界の人々に日本の素晴らしさをお伝えする努力をしてまいる決意です。

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